ゲームで遊ぶな、ゲームを作ろう!
スクラッチ2.0アイデアブック
ゼロから学ぶスクラッチプログラミング
- 著者 石原 正雄
- 判型 B5変型、192頁、オールカラー
- 本体価格 2,400円
- ISBN 978-4-87783-340-4
2014年5月10日 初版第1刷発行
本書について
本書は、好評既刊『スクラッチ・アイデアブック』の改訂版です。スクラッチのウェブアプリケーション移行に伴い、それに関連する部分を全面的に書き換えました。。
スクラッチは、MITメディアラボのミッチェル・レズニック教授を中心とするグループによって開発されたプログラミング環境です。親しみやすいインターフェイスと十
分な機能を備え、そのユーザーはここ数年で激増しました。学校やアフタースクールでも、プログラミング活動のツールとして普及してきています。
「ネットに溢れる情報をただ眺めるだけでなく、もっと何かをしてみたい」と思うこ
とはありませんか。そんなとき、もし手近にパソコンがあればスクラッチで「プログ
ラミング」してみませんか。本書は、読者の皆さんの「何かをしてみたい」「何かを
作ってみたい」という気持ちをスクラッチを使って実現するお手伝いをします。
目 次
- 第1章 はじめに
- あなたが小学生、中学生なら
- あなたが保護者または教育者なら
- 第2章 スクラッチワールドへようこそ
- 「使う人」から「作る人」へ変わろう!
- スクラッチ作品づくりの流れ:「想像→プログラミング→シェア」
- スクラッチでどのような作品ができるか?
- スクラッチ2.0を使ってみよう
- インターネットに接続しないでスクラッチを使う
- スクラッチを使う上での注意
- 第3章 スクラッチ超簡単入門
- スクラッチプログラムの基本(1):スプライト
- スクラッチプログラムの基本(2):ステージの位置
- スクラッチプログラムの基本(3):スプライトを動かすスクリプト
- スクラッチプログラムの基本(4):プログラムの制御
- プログラムを途中で止める「○秒待つ」
- はじめてのスクリプト
- 第4章 スクラッチはいろいろできる
- スクリプトに音をつけてみよう
- さらにいろいろな音を鳴らしてみよう
- プログラムの保存と呼び出し
- スプライトの見た目を変えてみよう(1)
- スプライトの見た目を変えてみよう(2)
- 基本の仕上げ――よりプログラムらしいスクリプトを作ろう
- スクリプトの実行開始方法いろいろ
- もし○○が起きたなら△△を実行する
- 第5章 シューティングゲームを作る
- 基本アイデア
- スクラッチでのプログラミング
- ステージを作る
- ステージのスクリプトを作る
- タイトル画面スプライトを作る
- 操作画面スプライトをつくる
- ロボットスプライトを作る
- ビームスプライトを作る
- モンスタースプライトを作る
- 完成!
- 第6章 ロールプレイングゲームも作れる
- ゲームのアイデアをまとめる
- ステップ1:部品集め
- ステップ2:第1ステージを作る
- ステップ3:第2ステージを作る
- 第7章 スクラッチでコンピューターミュージック
- サンプルプロジェクトを見る
- 動作を調べる
- スクリプトを調べる
- 他のソフトウェアで作った音楽データをスクラッチで使う
- 第8章 ピコボードでスクラッチをあやつる
- スライダーを使う
- ライトセンサーを使う
- ピコボードをゲームのコントローラーにする
- ピコボードで音楽をコントロールする
- 第9章 自分の作品を世界に公開しよう
- 自分の作品を公開するということ
- 自分の作品を公開・共有することの利点
- 作品を公開する方法