2017年6月掲載
Appleは、2017年6月5日にWWDC 2017の開発者会議に伴い、Swift Playgroundsの新バージョンを公開しました。
今回リリースされたSwift Playgrounds 1.5では、主にBluetooth関連のアプリが追加され、ドローンやロボット、スピーカーなどがSwift Playgroundsから操作できるようになりました。それに伴って初期メニューが変更され、本書1.2.1節で説明した「おすすめ」メニューも変更になりました。なお、本書で作成したSwift Playgroundsアプリは全てエラーなく動作することを確認しております。
Swift Playgroundsを起動すると、マイプレイグラウンドの初期画面に、つぎのような「プレイグラウンドを入手」が現れます。
これをクリックすれば、つぎのような4つのメニュー「コードを学ぼう」、「チャレンジ」、「アクセサリ」、「テンプレート」が選択できます。以前に比べて、メニューが細分割されています。
「コードを学ぼう」では、コード学習用に3つのアプリがインストールされています。
さらに、「チャレンジ」では、つぎのようなゲームがあります。
また、「アクセサリ」では、Swift Playgroundsアプリケーションから容易に、Bluetooth対応のロボットとして、LEGO MINDSTORMS EV3やSphero SPRK+などを操作できたり、Parrotのドローンをプログラムで制御できるようになりました。
そして、つぎのような「テンプレート」では、本書1.2.2節で説明した4つのアプリとして「グラフ作成」、「図形作成」、「対話」、「空白」のテンプレートが選択できます。