先輩が教える㉜
就職前に覚えておくべき
Excel 2016必須テクニック
- 著者 相澤 裕介
- 判型 B5変型、240頁
- 本体価格 2,200円
- ダウンロードサービス:学習に使えるサンプルファイル
- ISBN 978-4-87783-402-9
2016年7月10日 初版第1刷発行
本書について
学生時代は「スマホがメイン」で、「パソコンは論文を書くときだけ」というスタイルでも通用したかもしれません。しかし、会社に就職して仕事を始めると、否が応でもパソコンを使わざるを得なくなります。必要に迫られて、慌ててパソコンの勉強を始める方もいるでしょう。この場合、仕事に追われながらパソコンの使い方を覚えるため、『とりあえず操作手順だけでも…』という“その場しのぎの知識”を詰め込んでしまうケースが少なくありません。つまり、基本をよく理解しないまま“操作手順だけを覚える”という状態になってしまうのです。これでは、より効率的な使い方を編み出したり、トラブルに対処したりすることはできません。
このような状態にならないためにも、時間に余裕のあるうちにパソコンの使い方を勉強しておくとよいでしょう。中でもExcelの使い方を学んでおくと、幅広い用途に応用でき、仕事に活かせるようになります。そこで本書では、「よく使われるExcelの機能と仕組み」について詳しく解説しています。
Excelを自由自在に使いこなすには、それなりの知識と経験が必要です。単なる知識として覚えるのではなく、実際に手を動かしながら各機能の“仕組み”を理解しておくことが大切です。よって、本書のサンプルファイルは「操作を行う前のExcelファイル」だけを配布しています。これをもとに実際に自分で操作してみて、各機能の理解を深めていくとよいでしょう。
目 次
- 第1章 Excelを仕事で使うために覚えておくべき機能
- 01 なぜ仕事でExcelが必要になるのか?
- 02 データ入力と書式指定の基本ポイント
- 03 意外と知られていない少し便利な書式指定
- 04 脱初心者に欠かせない表示形式の指定
- 05 「セルの書式設定」を使って効率よく書式を指定
- 06 セルの選択とショートカットキー
- 07 サイズが大きい表の見出しを固定する
- 08 大きな表を印刷するときの必須テクニック
- 09 「条件付き書式」でセルの書式を自動指定
- 10 「データの入力規則」で快適な入力環境を実現
- 11 「シートの保護」で操作可能なセルを限定
- 第2章 数式と関数の活用
- 12 数式を入力して数値データを計算
- 13 オートフィルを使って数式をコピー
- 14 相対参照と絶対参照を使い分ける
- 15 小数点以下の扱いと表示形式
- 16 関数を使って様々な計算を行う
- 17 検索機能を使って目的の関数を探し出す
- 18 条件に応じて処理を変更する関数
- 19 Webから表を取り込み、加工して利用する
- 第3章 データ処理とグラフの作成
- 20 数値順や50音順にデータを並べ替える
- 21 日本語の並べ替えとふりがなの編集
- 22 フィルター機能を使って必要なデータだけを抽出
- 23 表データをもとに様々なグラフを作成
- 24 グラフ内に表示する要素と文字の編集
- 25 縦軸と横軸のカスタマイズ
- 26 グラフの色を変更するには?
- 27 「縦棒」と「折れ線」の複合グラフを作成