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HTML5/WebSocket/WebRTCによる
TypeScriptネットワークプログラミング

2015年1月10日 初版第1刷発行

本書について

 本書は、HTML5のネットワーク機能WebSocketとオブジェクト指向プログラミング言語TypeScriptを用いたネットワークプログラミングを初心者向けに説明したものです。
 TypeScriptは一言でいうと、JavaScriptを書きやすくして言語の性質上ゆるかった部分の厳密さを増した言語です。技術的にはJavaScriptにデータ型とクラスを導入してオブジェクト指向化したものという認識でよいでしょう。
 WebSocketは、コンピュータネットワーク用の通信規格の1つで、みなさんの身近なところではブラウザにその機能が実装されています。WebSocketを用いることで、ブラウザ上のプログラムから他のコンピュータで動くプログラムとデータのやり取りができるようになります。
 本書は上記の2つの技術をもとに8つの章から構成されています。基本的な内容からステップバイステップで進めるので、ネットワークプログラミングに慣れていない方でも読み進めていくことができるようになっています。

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