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実用的Rubyスクリプティング
入門から次の段階に進むためのスクリプトの書き方講座

2014年8月10日 初版第1刷発行

本書について

 本書はスクリプト言語でのプログラミングに関して、文法的な学習が完了し実用的なプログラムを作る段階に移行したいと考えている読者を主な対象としている。実用的なプログラムといってもパッケージソフトウェアのような大規模なものではなく、「山椒は小粒でひりりと辛い」が当てはまるような、小さいけれども十分に効果を発揮するものの作成を目指すところを想定していて、「スクリプティング」にはそのあたりのニュアンスを込めている。ただし、タイトルにあるようにRubyを使用言語として扱ってはいるが、Rubyそのものの使用技術を高めたり、Rubyの特性を活かしたソフトウェア設計手法を学ぶことなどは主眼としていない。本書は、習う対象であったプログラミングを、実用的なものを作る手段へと転換する時期に必要な知識に触れることを主眼としている。

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