先輩が教える㉘
効果的な論文発表のための
PowerPoint 2013徹底ガイド
研究発表に使える実践テクニック
- 著者 相澤 裕介
- 判型 B5変型、224頁
- 本体価格 2,500円
- ISBN 978-4-87783-316-9
2013年12月10日 初版第1刷発行
本書について
大学で研究室やゼミに所属するようになると、自分で物事を研究して発表する機会が増えてくると思います。研究内容を発表するときは、概略をまとめたスライドを示しながら、口頭で詳しい説明を伝えていくのが一般的です。もちろん、この際に使用するスライドは事前に作成しておかなければいけません。このスライド作成に使用するアプリケーションがPowerPointです。また、発表当日にスライドショーを実行するときにもPowerPointが必要となります。
大学や専門学校では、各自が研究しているテーマを深く追求していくことが重要な課題の一つとなります。また、それと同じくらいに大切なのが、研究成果を他の人々に分かりやすく伝えることです。その前準備となるスライド作成においては、『いかにして発表内容を分かりやすく伝えるか?』に苦心するのが本筋といえるでしょう。しかし、PowerPointに不慣れであると、スライド作成そのものに時間をとられてしまい、『研究内容を分かりやすく伝える手法』を熟考することができません。これでは本末転倒です。このような事態に陥らないためにも、時間に余裕があるときにPowerPointの使い方を学んでおいてください。
目 次
- 第1章 PowerPointの基本
- 1.1 論文発表とPowerPoint
- 1.2 PowerPointの起動と文字入力
- 1.3 PowerPointの画面構成
- 1.4 プレゼンテーションファイルの保存
- 1.5 操作の取り消し
- 第2章 スライド作成の基本操作
- 2.1 タイトル スライドの作成
- 2.2 スライドの追加
- 2.3 コンテンツの領域の文字入力
- 2.4 箇条書きの指定と解除
- 2.5 スライドのデザイン
- 2.6 スライドの並べ替えと削除
- 第3章 文字の編集
- 3.1 文字編集の基本
- 3.2 文字の書式
- 3.3 段落の書式
- 3.4 数式の入力
- 第4章 表の作成と編集
- 4.1 表の作成
- 4.2 行/列の挿入と削除
- 4.3 表内の文字の編集
- 4.4 表のデザイン
- 第5章 グラフの作成と編集
- 5.1 グラフの作成
- 5.2 グラフ要素の配置
- 5.3 グラフのデザイン
- 5.4 グラフ要素の書式指定
- 第6章 SmartArtの作成と編集
- 6.1 SmartArtとは…?
- 6.2 SmartArtの作成
- 6.3 図形の追加と削除
- 6.4 SmartArtのデザイン
- 第7章 画像などの利用
- 7.1 画像の利用
- 7.2 クリップアートの利用
- 7.3 図形の利用
- 7.4 テキストボックスの利用
- 第8章 論文発表とスライドショー
- 8.1 スライドショーとリハーサル
- 8.2 アニメーションの指定
- 8.3 発表用原稿の作成
- 8.4 配布資料の作成
- 第9章 覚えておくと便利な機能
- 9.1 ビデオの利用
- 9.2 ヘッダーとフッター
- 9.3 非表示スライドとリンク機能