OpenCL 詳説
- 著者 Khronos OpenCL Working Group
- 編者 Aaftab Munshi
- 監訳者 豊沢 聡
- 訳者 池田 成樹/永田 雅人
- 判型 B5変型, 472頁
- 本体価格 6,800円
- ISBN 978-4-87783-256-8
本書は、OpenGL をはじめとする各種オープン仕様の標準化団体クロノス・グループのOpenCL Working Group が策定した、OpenCL 1.1 Revision 44 仕様書の日本語版です
目 次
- 第1章 イントロダクション
- 第2章 用語集
- 第3章 OpenCLアーキテクチャ
- 3.1 プラットフォームモデル
- 3.2 実行モデル
- 3.3 メモリモデル
- 3.4 プログラミングモデル
- 3.5 メモリオブジェクト
- 3.6 OpenCLフレームワーク
- 第4章 OpenCLプラットフォームレイヤー
- 4.1 プラットフォーム情報の問い合わせ
- 4.2 デバイス情報の問い合わせ
- 4.3 コンテキスト
- 第5章 OpenCLランタイム
- 5.1 コマンドキュー
- 5.2 バッファオブジェクト
- 5.3 画像オブジェクト
- 5.4 メモリオブジェクトの保持、解放、アンマッピング、問い合わせ
- 5.5 サンプラオブジェクト
- 5.6 プログラムオブジェクト
- 5.7 カーネルオブジェクト
- 5.8 カーネルの実行
- 5.9 イベントオブジェクト
- 5.10 マーカ、バリア、イベント待機
- 5.11 カーネルのアウト・オブ・オーダー実行とメモリオブジェクトコマンド
- 5.12 メモリオブジェクトとメモリのプロファイリング
- 5.13 clFlushとclFinish
- 第6章 OpenCL Cプログラミング言語
- 6.1 データ型
- 6.2 型変換と型キャスト
- 6.3 演算子
- 6.4 ベクタ処理
- 6.5 アドレス空間修飾子
- 6.6 アクセス修飾子
- 6.7 関数修飾子
- 6.8 制限事項
- 6.9 プリプロセッサのディレクティブとマクロ
- 6.10 __attribute__(属性)修飾子
- 6.11 組み込み関数
- 第7章 OpenCL数値演算の標準準拠
- 7.1 丸めモード
- 7.2 INF、NaN、および非正規化数
- 7.3 浮動小数点の例外処理
- 7.4 ULPとして定義される相対誤差
- 7.5 極端な値における動作
- 第8章 画像のアドレス指定とフィルタ処理
- 8.1 画像の座標
- 8.2 アドレス指定とフィルタモード
- 8.3 変換規則
- 第9章 オプション拡張機能
- 9.1 拡張機能へのコンパイラディレクティブ
- 9.2 OpenCL API拡張機能関数のポインタの取得
- 9.3 倍精度浮動小数点
- 9.4 64ビットアトミック処理
- 9.5 3次元画像オブジェクトへの書き込み
- 9.6 半精度浮動小数点
- 9.7 GLコンテキストまたは共有グループからのCLコンテキスト生成
- 9.8 OpenGL/OpenGL ESバッファ、テクスチャ、レンダーバッファのオブジェクトでメモリオブジェクトを共有
- 9.9 GL同期オブジェクトからのCLイベントオブジェクト生成
- 9.10 Direct3D 10でメモリオブジェクトを共有
- 第10章 OpenCL組み込みプロファイル
- 第11章 参考文献
- 付 録
- 付録A
- 付録B 移植性
- 付録C アプリケーションデータ型
- 付録D OpenCL C++ラッパーAPI
- 付録E CL_MEM_COPY_OVERLAP
- 付録F 変更点
- 付録G OpenCL API 1.1 Quick Reference Card