「jQuery」の魅力は、とにかく簡単にJavaScriptを記述できること。状況によっては、ほんの2〜3行の記述で処理を実現できる場合もあります。さらに、処理対象とする要素を手軽に指定できるため、HTMLとJavaScriptを完全に分離して記述できます。これも「jQuery」の利点といえるでしょう。ほかにも「jQuery」を使用する利点は沢山あります。いくつか紹介すると…、
・属性値、スタイルシート、要素内の文字などを簡単に変更できる
・要素(タグ)の追加、削除といったDOM操作が簡単に行える
・アニメーション処理のコマンドが用意されている
・機能を拡張できるプラグインが豊富に揃っている
・Ajax通信にも対応できる
などが「jQuery」の代表的な特長といえるでしょう。「jQuery」に興味を持たれたなら、まずは実際に試してみることをお勧めします。公式サイトから数十KBのファイルをダウンロードするだけで、誰でも無料で使用することが可能です。
いちど「jQuery」を体験したら、『もう普通のJavaScriptには戻れない…』と実感できると思います。「jQuery」は、それくらい革命的なJavaScriptライブラリです。本書との出会いをきっかけに、“新時代のJavaScript”を習得していただければ幸いです。
サンプルの「style.css」を参照したい方は、 URLの最後にある「○○.html」を「style.css」に変更すると閲覧できます。
たとえば、sample_1_01のsample_1_01a.htmlを表示している場合、
http://www.cutt.jp/books/jquery_225/sample_1_01/sample_1_01a.htmlの
「sample_1_01a.html」の部分を「style.css」に変えて、
http://www.cutt.jp/books/jquery_225/sample_1_01/style.css と
URLに入力すると、「style.css」を参照できます。
また、「Internet Explorer」の場合は、 画面にサンプルページを表示したあと、 [ファイル] - [名前を付けて保存]を選択して「style.css」をダウンロードすることも可能です。 このとき、[ファイルの種類]には「Webページ、完全(*.html;*.htm)」を指定するようにしてください。