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ここが変だよC言語(下)

著者 北山 洋幸、田中典翁
判型 B5変型判、164頁
本体価格 1,800円
ISBN 978-4-87783-191-2

本書について

(「はじめに」より)

 本書は上下巻に分かれる予定はなく、最初は一冊で完成する予定でした。ところがページ数の関係で二分冊となり、二つの「はじめに」が必要になってしまいました。
 上巻を仕上げてから下巻を校正するまでに多少の時間が空きました。しばらくして、下巻を読み始めると、なんとも舌足らずというか何か書き加えたくなる内容です。意識してとぼけた部分に、自分で自分に突っ込みを入れたくなります。そもそも意味のないコードが多すぎます。とはいえ、言語仕様を調べるためのコードなので仕方がありません。それにしても何か外している感じは否めません。なんとなく中途半端です。まるで私の人生のような気がします。

本書の対象読者は、以下のような人を想定しています。
 ・他の言語を習得し、C言語を使うときに違和感を覚えた人。
 ・C言語の習得に時間を要した人
 ・C言語の罠にはまった人、はまりそうな人
 ・読み物的にC言語の特徴をつかみたい人

目 次

第9話構造体

基本的な使用法
構造体とポインタ
構造体初期化&代入
構造体代入の検証
構造体丸ごとコピー
構造体配列と初期化&代入
構造体実体を確保する例
構造体の宣言をtypedefへ
アライメント指定で大きさが変わる
構造体とビット列

第10話共用体

基本的な使用法
応用例
列挙型
列挙型を宣言してみる
列挙型の変数を定義してみる
列挙型のメンバに値を設定する

第11話const型修飾子

グローバル変数にconst
constと#define
const型の値は固定か
構造体にconst
関数にconst
おまけ − volatile型修飾子
非volatile変数をvolatile変数としてアクセス
volatile変数を非volatile変数としてアクセス

第12話ファイル

テキストの読み書き
テキストの書き込み
テキストの読み込み
バイナリの読み書き
バイナリの書き込み
バイナリの読み込み
バイナリの書き込みとアライメント

第13話演算子

&を使う演算子
|を使う演算子
>と<を使う演算子
/と*を使う演算子
sizeof演算子とoffsetofマクロ

第14話エンディアンとビットフィールド

エンディアン
ビットフィールド

第15話そのほか

8進数表現
scanfの型
goto文
printf関数
return
switch文
for文とwhile文

最後に
参考資料・サイト
著者略歴

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