第1部 医学3Dコンテンツの制作入門
第1章 3D撮影システムを用いたコンテンツ制作
早稲田大学 国際情報通信研究センター●柴田 隆史
1.1 3Dコンテンツによる立体表現
1.2 3D撮影システムと撮影方法
1.2.1 3D撮影システム
1.2.2 3Dコンテンツの撮影方式
1.2.3 3Dコンテンツの撮影時における注意点
1.3 3Dコンテンツを表示するディスプレイ
1.4 3D遠隔医療システム
1.5 3D内視鏡システム
第2章 CT・MRIからの3Dコンテンツ制作
早稲田大学 基幹理工学部表現工学科●盛川 浩志
2.1 はじめに
2.2 画像のデジタル化
2.3 医用画像フォーマット
2.4 3次元形状のデジタル表現
2.5 CTスライス画像からの3次元モデル構築
2.6 構築されたモデルの編集
2.7 バーチャル内視鏡コンテンツの制作
2.8 3次元モデルの活用
第2部 3Dコンテンツによる診断・治療支援
第1章 消化器分野での3Dコンテンツ
国立がんセンター東病院 上腹部外科●中郡 聡夫
1.1 はじめに
1.2 肝胆膵手術の3Dビデオ
1.2.1 3Dビデオ撮影の目的
1.2.2 手術撮影システム
1.2.3 肝外胆管切除を伴う拡大右肝切除術
1.2.4 門脈合併切除を伴う拡大右肝切除術
1.2.5 膵頭十二指腸切除術
1.3 胆管と肝血管の3DCG
1.3.1 高解像度3Dコンテンツの実現
1.3.2 胆管と肝血管の3DCGの作成方法
1.3.3 胆管の3DCG
1.3.4 肝血管の3DCG
1.3.5 血管と胆管の同時表示3DCG
1.4 膵管・胆管・消化管の仮想(バーチャル)内視鏡
1.4.1 はじめに
1.4.2 仮想内視鏡の作成方法
1.4.3 仮想膵管鏡の実際
1.4.4 仮想胆管鏡の実際
1.4.5 大腸の仮想内視鏡
1.4.6 胃がんの仮想内視鏡
第2章 脳神経外科分野での3Dコンテンツ
東京女子医科大学●伊関 洋、南部 恭二郎、村垣 善浩、中村 亮一
2.1 はじめに
2.2 3Dビデオ顕微鏡(ハイビスカス):HivisCAS
2.3 3Dナビゲーションの展望について
2.4 今後の展望
第3章 眼科分野での3Dコンテンツ
北里大学 医学部 眼科学教室●金上 貞夫
3.1 はじめに
3.2 眼球の構造
3.3 眼底写真
3.4 外眼部の撮影
3.5 眼底の3D撮影
3.6 外眼部の3D撮影法
3.7 手術映像の3D撮影
3.8 3Dコンテンツの問題点
第4章 耳鼻咽喉科分野での3Dコンテンツ
早稲田大学 大学院国際情報通信研究科●河合 隆史
アーヘン工科大学・アーヘン大学病院耳鼻咽喉科(ドイツ)●Justus Ilgner
4.1 はじめに
4.2 外科手技教育用3Dコンテンツの制作
4.3 外科手技教育用3Dコンテンツの評価
4.4 おわりに
第5章 不安や恐怖の治療用3Dコンテンツ
早稲田大学 大学院国際情報通信研究科●河合 隆史、李 在鱗
5.1 VRエクスポージャーとは
5.2 VRエクスポージャー用3Dコンテンツ
5.3 国産3Dコンテンツ制作への取り組み
5.4 まとめと今後の課題
第6章 インフォームドコンセント用3Dアニメーション
国立がんセンター東病院 上腹部外科●中郡 聡夫
6.1 はじめに
6.2 手術アニメーションの特徴と収録術式
6.3 手術アニメーションの画像構成
6.4 IC用の手術アニメーションの評価と今後の展望
第7章 シミュレータを用いた内視鏡外科手術トレーニング
九州大学病院 先端医工学診療部●田上 和夫
7.1 はじめに
7.2 手術シミュレータ
7.3 シミュレータによる手術トレーニングの効果についての検討
7.4 実験の結果
7.5 VRトレーニングシステムの有効性
7.6 九州大学病院内視鏡外科手術トレーニングセンターの設立
7.7 シミュレータトレーニングの展望
付録
●3Dコンテンツ再生専用ソフトウェア StereoPlay(Flovel)
●3Dコンテンツ観察用プリズムグラス
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