JavaGUIプログラミング JavaSE6対応 Vol.2
- 著者 大村忠史、池田成樹
- 判型 B5変型、556頁
- 本体価格 4,500円
- ISBN 978-4-87783-186-8
本書について
Swingコンポーネントは多機能で、カスタマイズも多様に行えます。そのSwingコンポーネントの中でも、際だって多機能で豊富なカスタマイズの能力を持っているのが、JTableです。
「Java GUIプログラミング Java SE 6対応 Vol.I」に続く本書「Vol.II」では、紙面のほぼ半分をJTableの解説に当てています。JTable本体だけでなく、JTableのカスタマイズのために活躍するTableCellRenderer、TableCellEditorも取り上げています。TableCellRenderer、TableCellEditorを継承して機能を拡張することによってJTableをさらに高機能にすることができます。
目 次
- 第1章 JTextFieldとJTextArea
- 1-1 JTextFieldの基本
- 1-2 パスワードフィールド
- 1-3 JTextFieldとActionイベント
- 1-4 入力フィールドに対する入力制限（1）
- 1-5 入力フィールドに対する入力制限（2）
- 1-6 JTextArea
- 1-7 メモ帳
- 第2章 コンボボックス
- 2-1 コンボボックスの基本
- 2-2 選択された項目を調べるItemイベント
- 2-3 選択された項目を調べるActionイベント
- 2-4 JComboBoxのポップアップに関するイベント
- 2-5 プログラム内部から選択する
- 2-6 追加、挿入、削除ができるようにする
- 2-7 独自の項目表示処理を定義するListCellRenderer
- 第3章 JDesktopPaneとJInternalFrame
- 3-1 JDesktopPaneとJInternalFrameの紹介
- 3-2 JInternalFrameの初歩
- 3-3 JInternalFrameのフレーム属性の設定
- 3-4 レイヤー
- 3-5 FocusEventとMouseEventとKeyEvent
- 3-6 レイヤーを変更する
- 3-7 JInternalFrameのウィンドウイベント
- 3-8 インターナルフレームの状態変化を検知する
- 3-9 JInternalFrameでお絵描き
- 3-10 WindowListを作成する（1）
- 3-11 WindowListを作成する（2）
- 3-12 WindowListを作成する（3）
- 第4章 JTree
- 4-1 JTreeの紹介
- 4-2 TreePathとロー
- 4-3 JTreeのノードを辿る
- 4-4 ノードを選択状態にする
- 4-5 ノードを名前で検索する
- 4-6 TreeSelectionEventとTreeSelectionListene
- 4-7 JTreeとマウスイベント
- 4-8 TreeExpansionEvent、TreeExpansionListener
- 4-9 TreeWillExpandListener、ExpandVetoException
- 4-10 TreeCellRenderer
- 第5章 JTable
- 5-1 JTableとJTableHeader
- 5-2 横スクロール
- 5-3 カラム名
- 5-4 カラムサイズ
- 5-5 JTableにデータを入れる 〜配列から
- 5-6 TableModelの最も基本的な使用法
- 5-7 画像をセル内に貼りつける
- 5-8 JTableにデータを追加するDefaultTableModel（1）
- 5-9 JTableにデータを追加するDefaultTableModel（2）
- 5-10 ファイルからデータを読み込む
- 第6章 JTableでの選択とカーソル移動
- 6-1 JTable上での選択を検出するMouseEvent
- 6-2 ローの選択を検出する valueChanged()
- 6-3 カラムの選択を検出するcolumnSelectionChanged()
- 6-4 ローとカラムの選択を検出する
- 6-5 ローとカラムの複数選択
- 6-6 プログラムの内部から選択する
- 6-7 プログラムの内部から選択する
- 6-8 セルの選択
- 6-9 セルの選択
- 6-10 JTable上でのカーソル移動をカスタマイズする
- 第7章 JTableにおけるデータ操作
- 7-1 ローの削除と挿入
- 7-2 ローとカラムの変更に関連したイベント
- 7-3 ローの移動
- 7-4 カラムの追加 〜カラム単位でデータを入れる
- 7-5 カラムを最右列に追加
- 7-6 カラムの移動
- 7-7 カラムの削除
- 7-8 カラムごとの属性 TableColumn
- 7-9 選択されているセルからデータを取り出す
- 7-10 セルのデータをクリップボードにコピーする
- 7-11 クリップボードからデータを取り出し、セルにセットする
- 第8章 TableCellRenderer
- 8-1 TableCellRendererの紹介
- 8-2 行番号をつける
- 8-3 列名を決め直すヘッダレンダラー
- 8-4 セルの文字列の表示のカスタマイズを行う
- 8-5 商品マスターを使った商品コードから商品名への変換
- 8-6 商品コードから単価を求める
- 8-7 ツールチップ
- 8-8 カラムのクラスを指定する
- 第9章 TableCellEditor
- 9-1 JTextFieldタイプのセルエディタ
- 9-2 編集終了のタイミングを知る
- 9-3 セルの編集中に、他のコンポーネントにフォーカスが移ってしまうとき
- 9-4 JComboBoxタイプのセルエディタ
- 9-5 セルエディタと他のセルとを連動させる
- 9-6 JCheckBoxタイプのテーブルセルエディタ
- 9-7 JListをセルエディタにする
- 9-8 任意のセルに任意のコンポーネントを置いて機能させる
- 第10章 JTableのカスタマイズ
- 10-1 JTableでのソートとフィルタリング
- 10-2 セルに任意のコンポーネントを置く（JTable2）
- 10-3 テーブル上のマウスイベントのカスタマイズ（JTable3）
- 10-4 セルのマージを可能にする（JTable4）
- 10-5 セルのマージ可能なテーブル（JTable4）をテストする
- 10-6 JTableの印刷
- 10-7 横に長いテーブルの印刷
- 10-8 JTableを利用したテキストファイル印刷ツール