効果的な論文発表のための PowerPoint徹底ガイド |
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ー 研究発表に使える実践テクニック ー |
著者 | 相澤 裕介(あいざわ ゆうすけ) |
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判型 | B5変型,250頁 |
本体価格 2,200円 | |
ISBN | 978-4-87783-130-1 C3004 |
大学のゼミに所属すると、自分が研究しているテーマについて途中経過を報告したり、中間発表を行ったりする機会が増えます。4年生の方は、卒業論文の執筆や論文発表の準備に追われていることでしょう。
情報化が進んだ現在では、研究結果をまとめるのにもパソコンが使用されます。本書を手にした皆さんの中にも、すでにWordやExcelを経験している人が多くいるでしょう。とはいえ、Wordは文書作成、Excelはデータ処理に特化されたソフトであり、発表での利用を主目的に作成されたソフトではありません。よって、効果的な発表を行うには、プレゼンテーションソフトであるPowerPointの使い方もマスターしておく必要があります。もちろん、PowerPointは、発表の準備を進める段階でも大いに活用できます。
「Microsoft Office」に属するPowerPointは、WordやExcelと操作方法が似ています。このため、WordやExcelを経験している人は、それほど違和感なく操作を進められると思います。しかし、PowerPointならではの特徴や機能が備えられているのも事実。むしろ、PowerPointならではの特徴や機能を十分に理解してこそ、PowerPointを使う意味があるといえます。
本書は、大学での論文発表や研究報告によく使われる機能を中心に、PowerPoint全般の使い方を解説した書籍です。論文発表に必須となるPowerPoint。その使い方をマスターするための一助として、本書を活用していただければ幸いです。
第1章
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PowerPointの概要 |
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1.1
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論文発表とPowerPoint |
1.2
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PowerPointでできること |
1.3
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PowerPointの起動と終了 |
1.4
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PowerPointの画面構成とメニュー操作 |
1.5
|
プレゼンテーションファイルについて |
第2章
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スライド作成の基本 |
2.1
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タイトルスライドの作成 |
2.2
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スライドの挿入と削除 |
2.3
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スライドのレイアウト |
2.4
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スライドのデザイン |
2.5
|
スライドの配色 |
第3章
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文字の編集 |
3.1
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文字書式の指定 |
3.2
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段落書式の指定 |
3.3
|
タブ文字の利用 |
3.4
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箇条書きと段落レベル |
3.5
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数式の入力 |
第4章
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画像の利用 |
4.1
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スライドに画像を挿入する |
4.2
|
画像の編集 |
4.3
|
スライドにイラストを挿入する |
第5章
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表の作成と編集 |
5.1
|
スライドに表を挿入する |
5.2
|
表内の文字を編集する |
5.3
|
表を編集する |
5.4
|
Excelを利用して表を作成する |
第6章
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グラフの作成と編集 |
6.1
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スライドにグラフを挿入する |
6.2
|
グラフの種類を変更する |
6.3
|
グラフの値を編集する |
6.4
|
グラフの書式を編集する |
6.5
|
Excelを利用してグラフを作成する |
第7章
|
論文発表とスライドショーの実行 |
7.1
|
スライドショーとリハーサル |
7.2
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発表用原稿の作成 |
7.3
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配布資料の作成 |
7.4
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ヘッダーとフッター |
7.5
|
アニメーションの利用 |
第8章
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フリーレイアウトの活用 |
8.1
|
フリーレイアウトのスライド |
8.2
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テキストボックスとオートシェイプ |
8.3
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整列とグループ化 |
8.4
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アニメーションの設定 |
付録
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A.1
|
レイアウトの一覧 |
A.2
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デザインの一覧 |
索引
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採用実績
愛知大学豊橋、岐阜県立看護大学、吉備国際大学、佐賀大学、九州保険福祉大学