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やさしいPICアセンブラ入門
マイコンで学ぶシンプルなアセンブラプログラミング

2018年3月10日 初版第1刷発行

本書の記載内容について訂正があります。
こちらを参照してください。

本書について

 本書は、制御用マイコンとして長く使われている、PICマイコンのシンプルな環境を利用して学ぶアセンブラプログラミングの入門書です。

 最近はマイコンプログラムでも高機能OSと高水準言語が利用できるようになっていますが、本書ではあえて、アセンブリ言語(アセンブラ)を使ってプログラミングを行います。そのため、動作の詳細をすべてプログラムで記述しなければなりませんが、マイコン内部の詳細な動きをほぼすべて把握することができます。このような経験は、コンピュータの動作を理解する上で重要ですし、他のプログラミング言語を学ぶ際にもとても役立ちます。

 実際のプログラミングと動作検証はMPLAB X統合開発環境を利用するので、デバイスを用意して回路を作成する必要はありません。もちろん、興味がわけば実際に回路を作ってPICにプログラムを書き込んで試してみることもできます。そのための回路とその実現例も示します。

目 次

■正誤表■ 2019/5/15

本文の内容に誤りがありました。 お詫びして訂正いたします。

p.19/2.1.2 PICのピン 7行目

ピン5と6は電源に接続します。


ピン5と14は電源に接続します

p.74/5.2.4 デクリメント 1行目

値を一つだけ増やすこと


値を一つだけ減らすこと