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Pythonで始めるOpenCL
メニーコアCPU & GPGPU時代の並列処理

2018年3月10日 初版第1刷発行

本書について

 本書は、プログラミングの初級レベルを通過した方々を対象に、並列プログラミング規格の一つであるOpenCLをPythonから利用することを解説する書籍です。PyOpenCLの初歩、行列や画像処理の基本、イメージオブジェクト、ワークグループ、そして簡単にカーネルを生成できるテンプレートを解説します。

 本書で利用するPyOpenCLは、プラットフォームや開発環境へ依存しない並列プログラミングの手法です。OpenCLは、ヘテロジニアスな環境を前提にしていますが、PyOpenCLを使用するかぎり、そこまで深くハードウェアを意識する必要はありません。C/C++言語からOpenCLを利用するときに比べ抽象化が進んでおり、比較的手軽に粒度の細かい並列プログラミングを行うことが可能です。

 OpenCLのバージョン間の差異などについては、PyOpenCLの理解にそれほど重要と思われないので省略していますが、本書の内容を理解すれば、PyOpenCLのホームページなどの情報をもとに、新しい機能へ対応するのは容易でしょう。

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