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やさしいKotlin入門

2018年5月10日 初版第1刷発行

本書の記載内容について訂正があります。
こちらを参照してください。

本書について

 これからプログラムの学習を始めるならKotlin(コトリン)が断然おすすめです。世の中には、たくさんのプログラム言語がありますが、比較的最近になって開発されたKotlinでは、過去のプログラム言語が抱えていた課題の多くが解決されています。非常に洗練された言語仕様でありながら、プログラマにフレンドリーで、とっつきやすい言語です。

 本書は、プログラムは全く初めてというような「超初心者」の方でも、Kotlinによるプログラミングを楽しんで学んでいただけるように構成されています。本書を読み進めるにあたって、Javaやオブジェクト指向などに関する予備知識は全く必要ありません。

 一般に、Kotlinの文法上の説明は「Javaではこのように書くところをKotlinではこんなふうに書きますよ」というように、Java言語とKotlin言語を対比しながら解説されることが多いようです。しかし本書では、あえてJavaとの比較による説明はほとんどしていません。なぜなら、そのようにしてしまうと、すでにJavaに詳しい人にしか分からない内容になってしまうからです。特に、初めてプログラミングについて学ぶ方にとっては、Javaとの比較であれこれ言われるより、Kotlinに関してズバリ説明される方が分かりやすいでしょう。この本を手にされた方は、Kotlinを学ぶ前にわざわざ他のプログラミング言語を学習しておくというような遠回りをする必要はありません。最短コースでKotlinのプログラミングをマスターしてください!

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目 次

■正誤表■ 2020/12/25

本文の内容に誤りがありました。 お詫びして訂正いたします。

p.219の本文、14行目

null許容型の変数をnull許容型に変換


null許容型の変数をnull許容型に変換


p.228「コード34.1」下から2行

class Car(color: String)

class Person(name: String, age:Int)


class Car(val color: String)

class Person( val name: String, val age:Int)


■正誤表■ 2020/4/17

p.42「コード7.10」

val num = 75 {


val x = 75


■正誤表■ 2020/2/18

本文の内容に誤りがありました。 お詫びして訂正いたします。

p.190「コード28.3」

override fun drive() {


override fun drive(d: Double) {


■正誤表■ 2020/2/12

本文の内容に誤りがありました。 お詫びして訂正いたします。

p.93「コード16.3」

コード内の最後の2行は、それぞれ } だけになっている


最後から二番目の } は不要なので削除


p.219 本文14行目

!!演算子を使って、非null許容型の変数をnull許容型に変換すれば良い


!!演算子を使って、null許容型の変数を非null許容型に変換すれば良い


p.223「コード32.13」の3行目

text.let { println(it) }


text?.let { println(it) }


p.267「コード39.6」の4行目

val list_all = listOf(p1, p2, p3)


val list = listOf(p1, p2, p3)


p.298「コード44.2」の2行目

val message = getMessage("勉強")


val message = getOneTwoFiveMessage("勉強")

■正誤表■ 2019/5/20

本文の内容に誤りがありました。 お詫びして訂正いたします。

p.88「コード15.4」の下の本文、6行目

x<=5を満たさなくなるので


x<5を満たさなくなるので