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Arduino & HTML5による
IoTアプリのつくり方
センサーと最新ウェブ技術でアイデアを形に

2017年5月10日 初版第1刷発行

本書の記載内容について訂正があります。
こちらを参照してください。

本書について

 あらゆるモノから得られる様々なデータをリアルタイムに取得し、個々の状況を把握しながら目的に対して最適解を導き出すという、新たな価値創造の技術的基盤が構築されつつあります。近年整ってきたネットワーク環境とセンサー類の普及がこの流れを後押しして、様々な分野でIoT(モノのインターネット)化が爆発的に広がっており、昨今では人工知能と並んで一般のニュースでその動向が取り上げられるほど市民権を得ました。

本書では「センサー」と「インターネット」をつなぐ「アプリケーション」を「IoTアプリケーション」と呼び、近年、独立に発展してきたArduinoとHTML5を組み合わせてIoTアプリケーションを開発する新しい手法を提案します。そして、そのために必要な技術の習得から、実践のための応用方法までを詳しく解説します。

目 次

■Nodeバージョンアップ時の仕様変更に伴う、本書プログラムソースの修正について■ 2019/3/22

「SerialPort」利用時の「区切り文字」の指定方法が書籍執筆時(Node 6.9.1)から変更となりました。 書籍のp.272以降で該当箇所を以下のとおり修正があります。

旧(Node 6.9.1にて動作確認)
      var serialport = new SerialPort(portName, {
      baudRate: 115200,//Arduinoと統一する
      dataBits: 8,
      parity: 'none',
      stopBits: 1,
      flowControl: false,
      parser: SerialPort.parsers.readline("\n")//パース単位を改行で行う
      });
新(Node 10.15.3にて動作確認)
      var serialport = new SerialPort(portName, {
      baudRate: 115200,//Arduinoと統一する
      });
      //パース単位を改行で行う  
      var parser = serialport.pipe( new SerialPort.parsers.Readline({ delimiter: '\n' }) );

■正誤表■ 2017/7/20

本文の内容に誤りがありました。 お詫びして訂正いたします。

P275の下部、プログラムソース7.19

      html4.js
      index.html

P280のプログラムソース7.21

      LM61bizToArduino.js
      LM61bizToArduino.ino