HTML5による物理シミュレーション
剛体編
物理エンジンの作り方(2)
- 著者 遠藤理平
- 判型 B5変型判、456頁
- 本体価格 4,500円
- ISBN 978-4-87783-342-8
2015年3月10日 初版第1刷発行
本書について
本書は、好評既刊『HTML5による物理シミュレーション 剛体編』の第2巻です。この巻では、視覚効果を高めるテクスチャ関連の機能と、振動運動を表現するための「ばね」、運動の拘束された物体の経路を表現する「曲線」の実装を行います。
また、「仮想物理実験室」の状態の保存と復元、およびシミュレーション結果を動画として保存する方法についても解説します。
目 次
- 第7章 仮想物理実験室の機能拡張
- 7.1 ポリゴンオブジェクト
- 7.2 PhysObjectクラスの新規追加メソッド
- 7.3 衝突計算の最適化
- 7.4 3次元オブジェクトへのテクスチャ利用
- 7.5 地球オブジェクト
- 7.6 実験室の3次元グラフィックスの強化
- 7.7 計算結果の外部ファイルへの出力
- 7.8 その他の修正・改善
- 第8章 振動運動のシミュレーション
- 8.1 ばねオブジェクト
- 8.2 常微分方程式の解法のまとめ
- 8.3 単振動運動シミュレーション
- 8.4 減衰振動運動シミュレーション
- 8.5 強制振動運動シミュレーション
- 8.6 振り子の運動シミュレーション
- 第9章 拘束力のある運動のシミュレーション
- 9.1 線オブジェクト
- 9.2 経路の解析的取り扱い
- 9.3 任意の経路に拘束された運動の計算アルゴリズム
- 9.4 楕円、放物線、サイクロイド曲線を経路とした運動
- 第10章 実験室の保存・復元と動画生成
- 10.1 JavaScriptのオブジェクトに関する復習
- 10.2 仮想物理実験室関連オブジェクトのコピー
- 10.3 仮想物理実験室データの保存とダウンロード
- 10.4 仮想物理実験室データの復元
- 10.5 3次元グラフィックスの動画生成
- 付 録
- 付録A PhysLabクラスのメソッド・プロパティ(リビジョン10)
- 付録B PhysObjectクラスのメソッド・プロパティ(リビジョン10)
- 付録C PhysObjectクラスの派生クラス(リビジョン10)