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実践OpenCV 2.4
映像処理&解析

2013年2月10日 初版第1刷発行

本書について

 本書は、弊社好評既刊『実践OpenCV映像処理&解析』の内容を、2012年末現在最新のOpenCV 2.4に対応させた改訂版書籍です。

 OpenCVを用いれば、映像を簡単に「デジタルデータ」として扱うことができます。たとえばUSBウェブカメラからのライブ映像のキャプチャ、加工、保存を行うプログラムであれば、それぞれ数行で書き上げることができます。高レベルの関数を利用するので、ソースプログラムの可読性は高く、拡張や保守も容易です。同時に、高レベルの関数群でありながらも、ピクセルレベルへのアクセスなど、柔軟性の高い処理も比較的高速に処理できます。

 OpenCVには、画像処理やコンピュータビジョンの研究者による膨大な研究成果が集約されています。ライブラリ化されたさまざまな技術を体験することは、画像処理の入門としても最適です。本書では画像処理アルゴリズムの詳細は割愛し、シンプルなコードを中心に、できる限りすばやく目的の処理を行えるようになることを目指しています。プログラムコードはいずれについても全行を掲載したので、それだけで実行できるようになっています。まずは、掲載したプログラムをビルドし、実行してみてください。そして、そのプログラムを調整したり改良したりすることを通じて、OpenCVによる画像・映像の扱い方、各種アルゴリズムの使用方法、リファレンスの読み方などに慣れ親しみましょう。本書を読み終えれば、OpenCVを駆使してオリジナルの画像・映像処理が行えるようになっているでしょう。

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