SE/CTO/経営者のための |
戦略的IT経営 |
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著者 | ITC-B206研究会 |
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判型 | A5判,352頁 |
本体価格 3,200円 | |
ISBN | 978-4-87783-080-9 C3004 |
単なる情報技術の普及にとどまらず,それによって企業の経営改革や生産性を 向上させることで日本の国際競争力を維持し,さらには活力ある経済社会の発 展を促すなど,広く公益の増進への寄与を期待されているのがITコーディネー タです。
2002年度より本格的な活動を開始したITコーディネータは,道なき道を切り開 く開拓者として,今後ますますその活動領域を広げていくことでしょう。
本書は,そのITコーディネータがスクラムを組んで立ち上がり,その活動実績 や自己研鑽の成果をまとめるとともに,マイナス成長時代の中堅・中小企業の 戦略情報化を進める指標となるように執筆されました。単なる研究の記録にと どまらず,上述の役割を意識したITコーディネータとしての提言を多く含んで います。
以下のような方々に,是非お読みいただきたい一冊です。
はじめに | |
第1章 | 戦略的企業改革手法のすすめ |
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1-1 | IT(情報化技術)は手段に過ぎない |
1-2 | 戦略的企業改革手法のすすめ |
第2章 | 情報セキュリティマネージメントシステム |
2-1 | 情報セキュリティの背景 |
2-2 | 情報セキュリティマネージメントシステムとは |
2-3 | 企業経営とIT |
2-4 | ITと情報セキュリティ |
2-5 | ISMSの構築 |
2-6 | 企業でのISMS構築の視点 |
2-7 | ITコーディネータの視点から見たISMS構築 |
2-8 | 情報セキュリティマネージメントシステムの社会的使命 |
第3章 | ITコーディネータ制度と中堅・中小企業におけるIT活用のポイント |
3-1 | IT化推進の背景 |
3-2 | ITコーディネータ制度とは |
3-3 | 行政による中小企業IT化 |
3-4 | 経営改善/改革の着眼点 |
3-5 | IT活用のポイント |
第4章 | 情報システム部門への効果的なISO9001の導入法 |
4-1 | 情報システム部門がISO9001を取得する意義 |
4-2 | 情報システム業務におけるISO9001の適用のポイント |
4-3 | 標準化ツールの利用 |
4-4 | ITコーディネータにとってのISO9001 |
4-5 | おわりに |
第5章 | 中堅・中小企業ウェブページの現状と効果的活用 |
5-1 | ここまで進んでいるウェブページの活用 |
5-2 | 設計プロセスと機能モデル |
5-3 | ページ構築のベストプラクティス |
5-4 | 効果的なウェブページ活用 |
5-5 | まとめ |
第6章 | システム導入評価方法のビジュアル化 |
6-1 | 企業経営と情報システム |
6-2 | 情報システム開発 |
6-3 | 累積成長曲線の考察/td> |
6-4 | 情報システム導入のV字プロセス |
6-5 | まとめ |
第7章 | 電子申告とITCの役割 |
7-1 | はじめに |
7-2 | 電子申告のための法整備上の問題点 |
7-3 | 行政手続オンライン化関連三法の成立 |
7-4 | 国税庁の電子申告の実験結果 |
7-5 | ITコーディネータの役割 |
7-6 | おわりに |
7-7 | 資料 |
第8章 | たかがERPパッケージ、されど… |
8-1 | ERPパッケージ概要 |
8-2 | 標準的な導入作業 |
8-3 | 導入のポイント |
第9章 | 研究開発型ベンチャー企業の経営戦略とIT化 |
9-1 | 研究開発型ベンチャー企業とは |
9-2 | 研究開発型ベンチャー企業の特徴 |
9-3 | 起業家に要求される資質・能力 |
9-4 | 創業から成長、発展のプロセス |
9-5 | ビジネスプラン(事業計画書)の策定 |
9-6 | ベンチャーファイナンス |
9-7 | 研究開発型ベンチャー企業のIT戦略 |
第10章 | 小規模企業のIT化への取り組み |
10-1 | はじめに |
10-2 | IT化への取り組み事例 |
10-3 | 小規模企業と企業支援の現状 |
10-4 | 専門家による支援事例 |
第11章 | 中小警備業の情報化 |
11-1 | 警備業界の動向と業務特性 |
11-2 | 警備業のITプロセスフェーズへの対応 |
第12章 | 「ERPの光と影」 |
12-1 | はじめに |
12-2 | ITコーディネータへの期待 |
12-3 | ERPの光と影 |
12-4 | ソフトウェアの現行料金モデル |
12-5 | 新たな料金モデル |
12-6 | 新たなビジネスモデル |
あとがき |
採用実績 コンピュータ日本学院専門学校